6月30日(月)、活動組織の方々を対象に多面的機能支払交付金についての説明会を行いました。
前半は、水土里ネットとちぎ(栃木県土地改良事業団体連合会)事業部 情報管理課 植木主幹を講師にお迎えし、「多面的機能支払交付金を活かす!!地域組織の運営と活動の工夫について」をテーマに、ご教示いただきました。
改めて制度の仕組みを理解し、それを運営や活動にどう活かしていけるのか、植木さんのお立場だからこそ伝えることのできるヒントをたくさん頂戴しました。特定の地域だからできるのではなく、他組織の情報を知り、それを自分たちの地域でどう活かすか、組織全体で考えていくことが大切だと学びました。多面の活動が「楽しい場所」になるよう、組織のみなさんに寄り添って、市としてできることを続けていこうと思います。


後半は、「高機能草刈機」と「田んぼダム」について、上都賀農業振興事務所 農村整備部 調査保全課 加藤技師、竹吉技師が具体例を交えてお話くださいました。
その中で、今回は「南摩地域環境保全会」の草刈隊について、小久保代表より事例発表をしていただきました。南摩では、既存の草刈隊「なんま草刈隊いいべえ」を活用し、多面の活動にも協力してもらっていることをお話いただきました。
草刈隊結成や田んぼダムの導入を積極的に考えていただけたら幸いです。


最後の質疑応答では、組織の方からたくさんの質問があり、前向きに参加してくださっていることがうかがえました。お忙しい中、お時間を割いてご参加くださった皆様、ありがとうございました。