11月5日、県内の多面的機能支払担当が一堂に会し、令和7年度上半期(4月~9月)の中間確認協議を実施しました。
今回の協議は、各市町の担当者がグループに分かれ、自分の市町以外の報告書をチェックリストを使って確認・共有する形式で行いました。
終始、リラックスした雰囲気の中で、情報交換と意見共有を中心に、参加者の理解を深める時間となりました。
🗂確認作業の流れ
•自己紹介
•他市町の報告書をチェックリストで確認
•グループ内で確認内容を共有・協議
•指導方針の検討
このようなグループワーク形式での協議は、活動の計画性や効果的な実践、組織運営の適正化を促すとともに、市町間の横連携を強化する貴重な機会となっています。
💬座談会意見から見えた地域の課題と工夫
協議の後は、次年度のテーマについて意見交換を行いました。
各グループからは、以下のような多様な視点での意見、要望が寄せられました。
•役員の固定化の解消やリーダー育成
•草刈りなど作業の省力化と情報共有
•非農家の参加促進や広域連携の可能性
•交付金の使い方や制度の理解促進
•高齢化・後継者不足への対応
•地域の特色を活かした交流の工夫
また、インターンシップ生や学生など外部人材の受け入れによる刺激や、先進事例の紹介による学びの機会など、前向きな意見も多く見られました。
🤝今後に向けて
今回の協議を通じて他市町の取り組みを知ることで、自分たちの活動の改善点やヒントを得ることができたという声がある中、今後もこうした横連携の場を活かしながら、農地や資源を守る多面の活動をより効果的に進めていきたいと考えています。

