茨城県が主催する「活動組織研修会」に参加してきました。
今年はなんと約900名が集まる大規模な研修会で、会場の熱気からも多面的機能支払をめぐる関心の高さが伝わってきました。
前半では、関東農政局長表彰の優秀賞を受賞した つくばみらい市・下島環境保全会 の事例紹介からスタート。
地域の創意工夫や取り組みの積み上げに、思わず頷かされるポイントが多く、とても刺激を受けました。
続いて、農林水産省の担当者による基調講演では、多様な人材とのマッチング など、現在の制度を取り巻く最新の動きについても分かりやすく解説があり、今後の運営を見直す上で大きなヒントにもなりました。
後半は一転して実践的な時間。
草刈作業における事故防止のポイントや、施設の 長寿命化につながる簡易補修技術 など、現場で「すぐ使える」内容がぎゅっと詰まっていて、こちらも非常に充実していました。


今回あらためて感じたのは、他県の知恵や工夫に直接触れられる機会の大切さです。
県域を超えた “横連携” と “情報共有” は、事業推進の停滞を防ぎ、組織を活性化する上で欠かせません。
学び合い、支え合いながら地域を良くしていく──そのための重要な場であることを再認識した一日でした。

