自由研究コーナー - 栃木県農地水多面的機能保全推進協議会

はじめに

栃木県とちぎけんには豊ゆたかな自然しぜんや、沢山たくさんの生(い)き物(もの)が住(す)んでいます！

ふだんの生活(せいかつ)では気(き)づかないこと、知(し)らないことを、

夏休(なつやす)みの自由研究(じゆうけんきゅう)で考(かんが)えてみよう。

自由研究(じゆうけんきゅう)をするときは、

必(かなら)ず大人(おとな)の人(ひと)と一緒(いっしょ)にやろう！

捨(す)てる種(たね)をまいたら？

いつもは捨(す)ててしまう野菜(やさい)や果物(くだもの)の種(たね)を、
何(なに)種類(しゅるい)か集(あつ)めて観察(かんさつ)してみよう。様々(さまざま)な形(かたち)・大(おお)きさがあるね。
スケッチや写真(しゃしん)に残(のこ)したら、芽(め)を出(だ)すのか実験(じっけん)してみよう！

〈用意(ようい)するもの〉
・トマト・パプリカ・りんご・かぼちゃなどの種(たね)
・プラスチック容器(ようき)
・キッチンペーパー
・輪(わ)ゴム、ハサミ、水(みず)

〈注(ちゅう)意(い)すること〉
・種(たね)は水(みず)でしっかり洗(あら)おう！カビの原因(げんいん)になるよ。
・ハサミを使(つ)かうときは、ケガをしないように気(き)をつけよう！

実験(じっけん)方法(ほうほう)

１：種(たね)をしっかり洗(あら)って、水気(みずけ)を取(と)ったら、プラスチック容器(ようき)のそこに、キッチンペーパーをしいて、種(たね)を並(なら)べよう。

２：キッチンペーパーがつかるくらいに水(みず)を入(い)れたら、容器(ようき)を輪(わ)ゴムでとじて、あたたかい場所(ばしょ)においておこう。

３：毎日(まいにち)観察(かんさつ)し、キッチンペーパーがかわく前(まえ)に水(みず)をあげよう。 1 週間(しゅうかん)後(ご)どうなっているかな？

ポイント！

1日(いちにち)ごとにどんな変化(へんか)があるか、

スケッチしたり、写真(しゃしん)を撮(と)っておこう！

ノートにまとめて成長(せいちょう)日記(にっき)をつけると、変化へんかがわかりやすいよ！

近所(きんじょ)のカタツムリは何(なん)歳(さい)だろう？

学校(がっこう)や公園(こうえん)の木(き)のまわり、しげみにいるカタツムリ。カタツムリのカラから何(なん)歳(さい)か見分(みわ)けることができるよ。からをよく見(み)ると、しっろっぽい線(せん)がある。これが冬(ふゆ)をこした回数(かいすう)なんだ。カタツムリは夏(なつ)に生(う)まれるから、白(しろ)っぽい線(せん)が何本(なんほん)あるかかぞえれば、そのカタツムリが何(なん)歳(さい)なのかわかるよ！

〈用意(ようい)するもの〉
・スケッチブック
・飼育(しいく)ケース
〈注意(ちゅうい)すること〉
・公園(こうえん)などに行(い)くときは大人(おとな)の人(ひと)と一緒(いっしょ)にこうどうしよう！
・カタツムリには寄生虫(きせいちゅう)がいることがあるので、さわるときは手袋(てぶくろ)をしよう！
・カタツムリをきずつけないようにしよう！

実験(じっけん)方法(ほうほう)

１：近所(きんじょ)の公園(こうえん)や学校(がっこう)の校庭(こうてい)、お家(うち)の庭(にわ)などにいるカタツムリを見(み)つけよう！

２：からの模様(もよう)がわかるようにスケッチしてみよう。
( 家族(かぞく)にカメラを持(も)っている人(ひと)がいれば、写真(しゃしん)で記録(きろく)しておくのもいいね)

３：からのもようを観察(かんさつ)してみよう！
このカタツムリは何(なん)歳(さい)かな？

ポイント！

カタツムリが動(うご)いてスケッチしにくい時(とき)は、
優(やさ)しく飼育(しいく)ケースに入(い)れて時間(じかん)をかけてかんさつしてみよう！
触(さわ)るときは手袋(てぶくろ)を忘(わす)れずにね。

土(つち)ってみんな同(おな)じじゃない？

田(た)んぼの土(つち)、山(やま)の土(つち)、家(いえ)の庭(にわ)の土(つち)、畑(はたけ)の土(つち)
同(おな)じ土(つち)なのによく見(み)ると、色(いろ)や硬(かた)さが違(ちが)うことがわかるね。なんでその土(つち)が使(つか)われているのか、考(かんが)えてみよう！

〈用意(ようい)するもの〉
・いろいろな場所(ばしょ)の土(つち)
・ペットボトル２～４コ
・ストップウォッチ
・ハサミ
〈注意(ちゅうい)すること〉

・土(つち)を集(あつ)める時(とき)は、勝手(かって)に人(ひと)のお家(うち)に入(はい)らないようにしよう！
・公園(こうえん)などに外出(がいしゅつ)するときは大人(おとな)の人(ひと)といっしょに行(い)こう！
・ハサミを使(つか)うときはケガをしないように気(き)を付(つ)けよう！

実験(じっけん)方法(ほうほう)

１：様々(さまざま)な土(つち)を集(あつ)めてみよう！お家(うち)の庭(にわ)、近所(きんじょ)の川(かわ)や山(やま)、畑(はたけ)や田(た)んぼの土(つち)など、なるべく多(おお)く見(み)つけよう。

(必(かなら)ず許可(きょか)を取(と)ってから土(つち)を集(あつ)めよう！)

２：次(つぎ)に用意(ようい)したペットボトルを、ハサミで半分(はんぶん)に切(き)る。キャップ側(がわ)を下(した)にして、集(あつ)めた土(つち)をいれよう。

３：土(つち)をいれたら上(うえ)から水(みず)を流(なが)し込(こ)み、キャップから出(で)てくるまでの時間(じかん)をストップウォッチで計(はか)ろう。土(つち)によって時間(じかん)に変化(へんか)はあるかな？

ポイント！

ペットボトルのキャップに穴(あな)をあけておこう！

むずかしい時(とき)は大人(おとな)の人(ひと)にあけてもらってね。

時間(じかん)を計(はか)るときは事前(じぜん)にメモ帳(ちょう)を準備(じゅんび)しておくとスムーズに測定そくていができるよ！

野菜(やさい)でスタンプアート

野菜(やさい)を切(き)っただんめんを見(み)てみると、それぞれ形(がた)や大(おお)きさが違(ちが)って面白(おもしろ)いね。
野菜(やさい)の切(き)れはしを画用紙(がようし)にスタンプすれば、ふしぎなアート絵(え)を描(えが)くことかできるよ！

〈用意(ようい)するもの〉
・野菜(やさい)の切(き)れはし(レンコン・ピーマン・オクラ・たまねぎなど)
・画用紙(がようし)
・インク(絵具(えのぐ)でもOK)
・色鉛筆(いろえんぴつ)やペン
〈注意(ちゅうい)すること〉
・よごれてもいいふく、場所(ばしょ)でさぎょうしよう！
・インクのついた手(て)でかおや目(め)をさわらないようにしよう！
・野菜(やさい)は大人(おとな)の人(ひと)に切(き)ってもらうか、必(かなら)ず一緒(いっしょ)にやってもらおう！

実験(じっけん)方法(ほうほう)

１：おうちの人(ひと)に野菜(やさい)のきれはしをよういしてもらおう。

２：野菜(やさい)のだんめんにインクをつけて、紙(かみ)に押(お)してみよう。

３：野菜(やさい)スタンプのかたちがわかったら、色(いろ)えんぴつで絵(え)の下書(したが)きをしてみよう。

( 例(れい)：うちあげ花火(はなび)・アイスクリーム・お花畑(はなばたけ)など)

４：アイデアをもとに画用紙(がようし)にスタンプしていく。
君(きみ)だけのオリジナル作品(さくひん)をえがこう！

ポイント！

野菜(やさい)にインクをつけるときは、つけすぎないように注意(ちゅうい)しよう！
色々(いろいろ)な色(いろ)・野菜(やさい)を使(つか)ってたくさん試(ため)してみよう！

メダカのかくれんぼ

メダカには保護色(ほごしょく)という機能(きのう)がある。
メダカをしろ色(いろ)とくろ色(しょく)の器(うつわ)に入(い)れると、どのような変化(へんか)があるかかんさつしてみよう！

〈用意(ようい)するもの〉
・黒(くろ)めだか数(すう)匹(ひき)
・透明(とうめい)なプラスチックコップ
・色(いろ)画用紙(がようし)( しろ・くろ)
・セロハンテープ・ハサミ
〈注意(ちゅうい)すること〉
・メダカを飼(か)うための道具(どうぐ)は、おうちの人(ひと)に用意(ようい)してもらうこと。
・メダカをきずつけたりせず、大切(たいせつ)にあつかおう！
・ハサミを使(つか)うときは、けがをしないように気(き)をつけよう！

実験(じっけん)方法(ほうほう)

１：プラスチックコップを２つ用意(ようい)し、一(ひと)つに白(しろ)、一(ひと)つに黒(くろ)の画用紙(がようし)をまわりに貼(は)り付(つ)けよう！底(そこ)の部分(ぶぶん)もわすれずに。

２：それぞれのコップに水(みず)とくろめだかを入(い)れよう。

３：そのまま１０分(ふん)待(ま)ってみよう。

４：画用紙(がようし)をはずしてめだかの変化(へんか)を観察(かんさつ)してみよう！くろいコップとしろいコップの中(なか)のめだかに変化(へんか)はあるかな？

ポイント！

コップの周(まわ)りをしっかり色(いろ)画用紙(がようし)でかこもう！
白(しろ)い紙(かみ)と黒(くろ)い紙(かみ)で観察(かんさつ)が終(お)わったら、
赤(あか)や緑(みどり)などのほかの色紙(いろがみ)で実験(じっけん)しても面白(おもしろ)い結果(けっか)になるかも？！

生(い)き物(もの)生息(せいそく)マップをつくろう！

身近(みぢか)なところに生息(せいそく)する生(い)きものの、名前(なまえ)や特徴(とくちょう)を知(し)っているかな？
実(じつ)は普段(ふだん)生活(せいかつ)している周(まわ)りにはたくさんの生(い)きものが住(す)んでいるんだ！生(い)きものを探(さが)して自分(じぶん)だけのオリジナルマップを作(つく)ろう！

〈用意(ようい)するもの〉
・メモ帳(ちょう)または画用紙(がようし)
・近所(きんじょ)の地図(ちず)
・カラーペン
・カメラ( スマートフォンや写真(しゃしん)のとれるものならOK)
〈注意(ちゅうい)すること〉
・外出(がいしゅつ)するときは必(かなら)ず大人(おとな)の人(ひと)と一緒(いっしょ)にこうどうしよう！
・一人(ひとり)で川(かわ)や海(うみ)にはいらないようにしよう！

実験(じっけん)方法(ほうほう)

１：近所(きんじょ)の地図(ちず)を見(み)て自然(しぜん)の多(おお)いばしょや川(かわ)などを探(さが)し、ちょうさはんいを決(き)めたら、草(くさ)むら、水(みず)の中(なか)、木(き)のみきなど、あちこち見回(みまわ)して生(い)きものを探(さが)す。

２：見(み)つけたらカメラで撮影(さつえい)し、その生(い)きものの特徴(とくちょう)を調(しら)べる。
(動(うご)きや大(おお)きさなど、写真(しゃしん)ではわかりずらい特徴(とくちょう)はメモしておくといいよ！)

３：大(おお)きな紙(かみ)に地図(ちず)をかき、生(い)きものを見(み)つけた場所(ばしょ)にその生(い)きものの写真(しゃしん)をはろう。

４：生(い)きものの名前(なまえ)や特徴(とくちょう)を書(か)き、生(い)き物(もの)生息(せいそく)マップを作(つく)ろう！

ポイント！

家(いえ)の近(ちか)く、学校(がっこう)の近(ちか)くなど思(おも)わぬところに生(い)きものが潜(ひそ)んでいるかも？！
動(うご)きが速(はや)い生(い)きものもいるので、お家(うち)の人(ひと)やおともだちと協力(きょうりょく)して、
マップ作(づく)りを進(すす)めていこう！