多面的機能支払い交付金事業の目的や三区町環境保全隊の活動を地域の皆さんに広く知っていただくため、令和4年度も5回の広報誌を発行しました。

三区町は、世帯数1,029戸(令和4年4月1日)、人口2,475人(令和4年4月1日)で農業者世帯は約11%です。私自身も非農家ですが三区町に住むようになって約50年、当時は約120世帯の純農村地域でしたが近隣市町に工業団地ができ大手企業の進出に伴い年々増加し、未だに新興住宅団地ができています。自治会加入率は64%((加入者655世帯　46班)であり、人と人とのつながりが希薄になり、伝統的行事も無くなる等の様々な問題が発生する中、これからの農村社会の大きな課題の一つである「人と人とのつながりをどう構築していくか」を大きなテ－マとし、農業者と非農業者が一体となった地域づくりを目指し、平成19年度に三区町環境保全隊を設立、農地・水・環境保全対策に取組み現在に至っています。平成30年までは、地域内非農業者や地域内外との交流を図ることを目的として、「原則四半期と号外等を、自治会の班組織を活用して広報誌を発行」「三区町環境保全隊設立10年とＮＰＯ法人三区町地域資源・環境保全会設立5年を記念して、10年間の総撮影枚数約25000枚の写真をふんだんに使用した冊子「10年のあゆみ　～子どもたちに贈る美しい農村環境～」を(104ぺ－ジ)発刊、地域内全世帯及び関係機関や県内外から視察研修に来られる組織への配布」「学校教育との連携として、地元小学校で野外及び校内での出前授業」「那須野ヶ原開拓と那須疏水開削に係わる地域の歴史を周知するため、「私たちの住む三区町の歴史」をチラシとして作成配布」「活動に取組む意気込みを表示した看板(2ヶ所)及び水質保全(4ヶ所)、生態系保全(2ヶ所)を呼びかける看板の設置」を行ってきましたが、コロナウイルス感染拡大に伴って人的交流については実施不可能となりました。そのような中でも、広報誌だけは継続して発行しているところです。現在は、三区町環境保全隊ホ－ムぺ－ジ、facebookへの投稿も積極的に活用しているところです。